電脳酒音

ほがらかな雑記

カツオ

大きい川が流れてて、ここは高知なんやってわかった。高知には四万十川が流れてて、それは日本の三大なんちゃらの川であることを知っていたから。

あと、高知大学にいった友達に会いに遊びに行ったとときにシェアサイクリングで借りた自転車に乗って一緒に川に行った。それが、四万十川でそこの風景と同じやったから。

 

俺は一人で何でか知らんけど四万十川におって、川を眺めてた。ほんなら、少し遠くの方で川面が揺れているのに気づいた。

自分の真ん前まで揺れが近づいてきて、水がはじけた。ほんで、はじけた水の中からカツオがでてきた。

「高知やしな。せやけども、カツオは二足歩行なんか?」って思った。175センチぐらいあるカツオが二足歩行で歩いてきたから。

そのカツオは唐突に「行きたいとこあるねん。」って言って、せやったらと俺はカツオの後ろについてった。

カツオは途中の自動販売機でドクターペッパーを買って、「癖やなあ」って言って一気飲みした。

一時間ぐらい歩いて「何か匂うなあ」と思った。俺は、カツオが傷んでるやって思った。ただすごい暑くて、そんなことどうでもよかった。

 

カツオについていくと、ひろめ市場に着いた。カツオはそのまま市場の奥の方に入っていて見えなくなってしもうた。

俺は適当な店でビールを買って、イートイン用の鳥貴族みたいな木の椅子とテーブルに座って飲んでいた。

しばらくすると、店員が来て「こちらどうぞ。」とカツオのたたきを持ってきた。俺は「頼んでないですよ。」といったが、どうやらサービスらしい。

とても美味しそうだったが、傷んだ二足歩行のカツオの匂いを思い出してしまって俺はそれを食べずに店を出た。申し訳なさだけが胸に残ってしまった。

 

そこで目が覚めた。夢落ちですねん。

 

ほな。