電脳酒音

ほがらかな雑記

焼酎ハイボール

既視感がすごかった。どこかで飲みなおそうかと大衆の立ち飲み屋に入ったんやけど、初めて来たはずなのに何度もみたことがあるような景色やった。L字型のカウンターで手前側では大将らしきひとが焼き鳥を焼いていて、壁にはささみやつくねなどのメニューが張られている。

 

連れに「ここ前、来たよな?」って聞くと「何や、もう酔ってんのかあ?」って。お前が酔ってるんやろと思ったけど、そう言われるんもしゃあなかった。大阪を愛してやまない俺らが初めて大阪以外の土地、上野で酒を飲んでいたから。

焼酎のプレーンを頼んで飲むと落ち着く味がして、どこで飲んでも変わらんなと思った。連れのやつも一口飲むなり「これがあるなら、東京でもやってけそうや。」って笑ってた。1件目の店がなんやようわからん小洒落たバルみたいなとこやったのもある。生ビール700円は違法や思う。

 

それなりに飲んで、店を出た。俺は次の日に仕事があったもんやから、そこで分かれて品川に向かった。品川の売店で適当な酒とつまみを買ってたら、新幹線が到着した。俺は適当な自由席に座って、机にさっき買った焼酎ハイボールレモンを出して飲んだ。

その時、ようやくさっきの店での既視感に気づいて、俺は焼酎ハイボールレモンの写真を撮ってあいつにラインした。

「ここ前、来たよな?」と撮った写真を送ると、キャバクラにいるらしいあいつの自撮りが送られてきて、なんかキショ嬉しくなった。

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焼酎ハイボールレモン

 

 

ほな。