電脳酒音

ほがらかな雑記

鮭とば

この前、鼻くそほじくってたらなんかものすごい大きくて固い手触りなのがあったんです。

めちゃくちゃでかい鼻くそかなって思って取り出してみたら、鮭とばだったんですよ。

めちゃくちゃ美味しそうな鮭とばで、皮がものすごい綺麗なんですよ。

 

ちょうどいいタイミングで家のチャイムがなって、とりあえず鮭とばティッシュの上において玄関あけたら知らん40代ぐらいの女の人が立ってて。

話聞くと、「最近、世の中が不穏な方向に向かってると思いませんか?」ってどうやら宗教の勧誘ぽくて嫌やなあって思いながら話聞いててね。

ほんなら「あなたも、どうしたらいいかわからないことがおありでしょう?」って唐突に言ってくるわけですよ。

「なんでわかるんですか?」って聞いたら「私は神様の伝聞役で全てのことを神様から教えていただいてるのです。」って。

 

僕は急いでティッシュにくるんであった鮭とばを持ってきて、「鼻からこれがでてきたんです。」って渡したら「うわ、ばっちい」って払いのけて女の人は帰っていったんです。

僕はしばらく床に落ちた鮭とばなのか鼻くそなのかを眺めてたけど「どっちでもええか」ってふいにごみ箱に捨てて、もっと考えなきゃいけないこれからの仕事のことを思いましたわ。

 

ほな。